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先日の日曜に社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の試験がありましたが、自己採点は終わったでしょうか?

毎年大体80点代が合格ラインになりますので、80点後半の点数を自己採点で取っていれば、ほぼ安心だと思っていいと思います。

ただ、確実ではありませんので、3月の合格発表まではやはりドキドキだと思います。
私も実はそうでした。

さて、合格発表までは、仕事をされている方は仕事を、学生の方は残りの学生生活を充実させていただきたいと思います。

福祉資格受験対策講座羅針盤では、来年度の受験に向けて、今年は早い時期から始めて行きたいと思っています。

「今年度は受験資格がないけど、今年度受験する」という方や、「学生でまだ受験は先だけど、できるだけ早い時期から試験について知っておきたい」という方などに、早い時期から試験勉強の考え方、方法論、受験テクニックなどを解説していきたいと思います。

今日は、試験へのマインドセットについてです。

あなたは、「マインドセットって何?」と思わるかもしれませんね。
マインドセットとう言葉は、最近よく聞く言葉ですが、特にオリンピック選手などのアスリートの方がよく使うようになりました。

マインドセット
経験、教育、先入観などから形成される思考様式、心理状態。暗黙の了解事項、思い込み(パラダイム)、価値観、信念などがこれに含まれる。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/mb/マインドセット/m0u/

goo辞書より

と書かれてありますが、非常に簡単にいいますと
「その人の心の持ちよう、考え方」
などを指します。

マインドセットは人それぞれなので、同じ事を見たり聞いたりしても、違った考え方や見方になるんですね。

例えば、有名なマインドセットの話に、「あなたは、楽観的か悲観的か?」が簡単に分かるテストがあります。

次の絵を見てください。
あなたは、とても素敵なカフェであなたの大好きな飲み物を頼みました。
とても好きな飲み物なので、すぐに飲んでしまって、残りが半分になりました。

そんな時あなたは、半分になった飲み物を見てどう思うでしょうか?

 

コップの水

A)「あと半分も残っている。」
B)「あと半分しか残っていない」

A)とあなたが思ったら、「楽観的傾向」、B)と思ったら「悲観的傾向」にあるといわています。
グラスに半分飲み物が残っているという事実は一緒ですが、A)の人は「も」と思い、方やB)の人は、「しか」と思うんですね。

これが、マインドセットが違うということなんですね。

試験に当てはめてみると、
「来年の1月に試験がある」
「試験範囲がとても広い(19科目)」
「合格率は約3割」
という事実は変わりませんね。

でも、この事実をみて

「こんな大変な試験に受かるはずがない」

と思うのか

「しっかり今から試験対策をやれば、絶対合格する」

と思うのかで、結果が違ってくるんです。

もちろん、後者の方が合格する確率は高くなると思います。

ただ、こう言っても、あなたが今まで生きてきた人生すべてが、あなたの考え方に影響を与えていますので、一朝一夕に考え方や感じ方を変えることはできないと思います。

でも、少しづつでいいですから、試験についてだけは
「自分は絶対に合格する」
というマインドセットを持っていただきたいと思うのです。

また、今は一時期ほど盛り上がらなくなっている野球ですが、野球といえば甲子園ですよね。

甲子園に出場することは本当に大変なんですが、この本に興味深いアンケート結果が載っています。

【高校野球指導者に聞きました】
甲子園に出場するために必要なものとは?
①強い気持ち、情熱56.5%
②選手の素材23.7%
③指導力21.0%

【甲子園出場者に聞きました】
甲子園に出場するために必要なものとは?
①高い意識を持って練習し、努力する46.1%
②強い気持ち、あきらめない気持ち40.8%
③チームワーク35.3%

参照元  http://renote.jp/articles/3514
太文字作者

このアンケート結果によると、実際に甲子園に出場した選手が、甲子園出場に必要だと思ったのは、技術や素材より、「高い意識」「強い気持ち」なんですね。

指導者も同じように、素材より「強い気持ち」「情熱」を挙げた方がトップになっています。

甲子園に出たいという強い意志があれば必ず出れるかというと、もちろんそう甘くはないです。
しかし結果的に甲子園に出場した選手は「必ず甲子園に出るんだ!」と強い意志を持っていたということです。

これを社会・介護福祉士などの試験に当てはめてみると、頭の良さ以上に「受かりたい!!」という強い気持ちが大事だと考えられないでしょうか?

数学的にいえば、「強い意志」は十分条件ではないけど、必要条件なんですね。

では、どうしたら、強い気持ちを持つことができるのでしょうか?
それは次回に解説していきたいと思います。

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