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前回のブログでは、強い意志の保ち方のステップ1をご紹介しました。

今日は、ステップ2に移りたいと思います。

前回は「なぜこの資格を取ろうと思ったのかの、本当の理由を自問自答してください」と書きました。
あなたの理由はわかったでしょうか?

では、その理由がわかったということで、次のステップをお話ししますね。

ステップ2

資格を取ることを公言する!

あなたは、今年社会・精神保健・介護福祉士資格を取ろうと思いました。
その理由もはっきりわかりました。

次のステップは、「資格をとると決意したことを、できるだけ公言する!」ということです!
こう書くと「えー!。落ちた時が恥ずかしいから、こっそりと受けたいんだけど」
とあなたは思われるかもしれませんね。

特に職場などでライバルを出し抜こうと思っている場合などですね。

でも、こと資格取得では、この「恥ずかしいから」という理由を逆に利用したほうがいい場合が多いんです。

人間が頑張れるには、いろいろな理由・モチベーションが必要ですね。
生活を楽にしたいとか、人から尊敬されたいとか、、、、
これらは、どちらかといえば前向きな理由ですよね。

でも、人は逆に
失敗したくないとか、馬鹿にされたくないとか、恥ずかしい思いをしたくない
などの、後ろ向きな理由でも頑張れるんです。

時と場合によっては、前向きな理由より強力な力になったりします。

 

「やらねば」という危機感がやる気を引き起こす

コミットメント効果は、周囲に対して目標や成果などを宣言させて、やる気を引き出すことです。
誰しも、「こんな目標を目指します」「こんな成果を出します」と自らが宣言したことについては、その通りにしたいという心情を持っています。
そこで、メンバーに「周囲に宣言したからには、達成しなければ恥ずかしい」という気持ちを持たせるために、大勢の人に目指すべき目標や成果を「宣言」させる機会や場所を作り出しましょう。この取り組みがメンバーのモチベーションアップにつながります。
日経Bizアカデミーより一部抜粋(太字筆者)
http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20090122/183566/?P=3

日経Bizアカデミーの記事にも書かれていますが、その後ろ向きな理由を利用するんです。

職場の同僚や家族に
「今年は必ず介護福祉士に合格するぞ!」
と公言してしまえば、ちょっとやそっとのことでは勉強を投げ出すわけにはいかなくなりますよね。

つまり、自分の周りの環境を、勉強せずにはいられない環境へ持って行くんです。

例えば今日は残業で勉強をしたくないと思ったとしましょう。
奥さんに何も言っていなければ、きっとその日は勉強をしないでしょう。
しかし、前もって奥さんに資格を取ると言った場合、
「今日は勉強したくないけど、奥さんに言っちゃったからなぁ」
と思って、勉強を続ける確率が高くなるんですね。

逆に勉強をしばらくしてなかったら、奥さんから
「あら、今日は資格の勉強をしなくていいの?」
と発破(はっぱ)をかけられるという事もありますよね。

この方法は大体の方に当てはまるのですが、特に「自分はプライドが高い」と思われている方には強力に作用します。
なにせ、プライドが高いですからね。
成功することより、失敗したくないという思いが圧倒的に強いわけです。

ただ、注意しないといけないことが1つだけあります。
それは、公言する人を選ぶということです。

資格をとると公言するといっても、誰でもかれでも言っていいという事ではありません。

あくまで、あなたをサポートしてくれるであろう方に公言するんですね。

例えば、家族や、信頼できる友人、仕事場であれば信頼できる上司や同僚などですね。

小学生の子どもさんなどをお持ちであれば、
「パパも今年勉強して資格を取ることにしたんだ。お前と一緒に勉強頑張るから、お前もがんばれよ!」
と子どもさんに言えば、子どもさんも頑張る意欲が湧いて一石二鳥ではないでしょうか。

逆に言ってはいけない人もいます。
決して、あなたの脚を引っ張るようなことをするだろうと、あなたが思っている人に、わざわざいう必要はありません。
これは特に説明しなくてもわかりますよね。

ですので、「回り回って、知られたくない人に知られてしまった」という事がないように公言する人は慎重に選んでください。

これだけを守っていただければこの公言するということは、いい結果を招くことが多いです。
ぜひ参考にしてください。

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