嚥下障害

嚥下障害(えんげしょうがい)

嚥下障害(えんげしょうがい)とは、種々の原因によって嚥下の機能が損なわれること。嚥下障害は誤嚥性肺炎の原因となり、栄養摂取に経管栄養や胃瘻を必要とすることがある。

(ウィキペディアより)

とあります。

嚥下障害とは、

嚥下(えんげ)障害

になるわけですね。

 

では、嚥下とは何でしょうか?

嚥下(えんげ)

摂食・嚥下(せっしょく・えんげ)は、食物を認識して口に取り込むことに始まり、胃に至るまでの一連の過程を指す。 ヒトの摂食・嚥下は現在、以下のような5期に分けて説明されている(準備期を口腔期に含め、4期で説明する場合もある)。ただし、以下の5期がスムーズに行われるのはあくまで命令嚥下の時であって、自由嚥下の際は必ずしも以下の流れになるとは限らない。

(ウィキペディアより)

と書いてあります。

簡単にいえば、物を飲み込む行為のことになりますね。
正確に言うと、物を飲み込んで、最終的に胃に行くまでのことになります。

嚥下障害はこの嚥下が様々な原因によって、うまくいかないことなのですね。

試験では、嚥下障害の症状の理解が出ていますので、ここでポイントをまとめてみたいと思います。

原因

大きく3つに分けられます。

1)器質的原因

これは、簡単にいえば、歯や口の中に損傷があって、その結果舌や食道が損傷されていて、うまく胃まで届かない場合です。

車で言えば、エンジンそのものが故障して走らない状態ですね。

2)機能的原因

舌や食道そのものは正常ですが、それを動かす筋肉や神経に障害があって、うまく胃まで届かない状態です。

車で言えば、エンジンは正常なんだけど、オイルが入っていなかったり、タイヤがパンクしている状態ですね。

3)心理的原因

舌や食道、それを動かす筋肉や神経も正常なのですが、うつ病などの精神的な原因で、物をうまく食べられない状態のことです。

車で言えば、車そのものは正常ですが、ドライバーが運転したくないという状態ですね。

嚥下障害での注意事項

嚥下に障害があるのですから、食べ物には細心の注意が必要です。

一般的には飲み込みやすくなるように、
●ペースト状
●適度な粘り気
などの工夫を行います。

詳しくはこちらのサイトが図が載っていてわかりやすいですね。

http://hp.masuda-med.or.jp/639/

嚥下障害での問題

最も危険なのが、食べ物が喉に詰まってしまい窒息することです。
次に危険なのが、食べ物が胃ではなく、気管支の方へ行っていまい肺炎を起こすことです。
以上のことが、嚥下障害では大事なポイントですのでしっかり理解しておきましょう(^^)

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