ソニーはたくさんの子会社を持っていますが、そのなかで、ソニーのグループ会社の保険や銀行を担っている、ソニーファイナンシャルホールディングスが介護事業を担う持株会社を設立したそうです。
http://www.sonylifecare.co.jp/news/pdf/release20140401.pdf
会社名は「ソニー・ライフケア株式会社」になります。大会社なので、やはり奇をてらったネーミングはできないようで、ごくごくオーソドックスな名前となっていますね(^_^;)
上記のお知らせによりますと、設立の目的として
当社設立により、今後、介護事業における経営責任の明確化、資本提携を含む戦略的アライアンス推進のための機動性確保、コーポレートガバナンスの強化を図り、介護事業全体の事業価値向上を目指します。また、社会に新たな価値を発信する有料老人ホームの開設を子会社のシニア・エンタープライズ株式会社(東京都渋谷区。以下、「SE社」)と連携して進め、同時に有料老人ホーム等を展開する介護事業会社との戦略的アライアンスについても積極的に推進してまいります。
とあります。
私なりに簡単にまとめてみると、これから介護事業に積極的に打っていきますよ。特に有料老人ホームを積極的に展開していきます。という感じでしょうか?
ソニーの正社員の方は、年金等が普通の方よりかなり高いと思われます。ですので、この会社を設立することで、まずはソニー関係の方に、比較的経済的に余裕がある方しか利用できない「有料老人ホーム」に入って頂きたいという意図が見え隠れしますね^^;
ソニーは本業のエレクトロニクス分野で苦戦を強いられていますので、多角経営戦略を行っていかないと生き残れないと考えているのでしょう。
そう遠くない未来では、ソニーと言えば介護と言われる時代になっているかもしれませんね。