前回は保険の仕組みから、保険事故の種類について説明しました。

今回は保険の仕組みから、保険事故にあったとき給付される保険給付の種類について説明していきます。

<保険給付の種類にはどのようなものがあるのか?>

保険の給付とは、被保険者である保険に加入している方に保険事故が起きた時、支払われるお金だったりサービスのことを指します。

この保険給付には大きく2つの種類があります。

それは

・お金
・サービス

になります。

つまり保険事故を、お金を支払って解決する方法と、お金ではなく実際のサービスで解決する方法になります。

例えば、脳出血などの大病になった場合、お金を直接もらっても、病気そのものは治らないわけです。

お金が直接手術をしてはくれませんね。
なので、病気やケガなどの場合は、お金ではなく、診察や投薬、手術などの実際のサービスで保険事故を解決することになるのです。

インフルエンザをひいたからといって、7割の保険給付代金分を現金でくださいと病院や市町村役場では言えないのです。

同じように、介護保険も実際に介護をしてくれないと保険事故は解決しませんので、サービスでの給付となります。
これを現物給付とも言います。

現金での給付は、民間の保険の殆どの場合で行われているもので、まさに指定の口座にお金が振り込まれるという事になります。
これは、年金保険などサービス内容が限定しているものではなく、お金が必要な保険の場合の給付方法になります。

前回同様、表にしてまとめてみましたので参考にされてください。

保険給付の種類
保険の種類 保険給付の内容
201401292302_1医療保険  


サービス(現物)

年金保険201401292302_2  

お金お金

雇用保険201401292302_3-100x90  

お金お金

労災保険
(労
働者201401292302_4災害補償保険)
お金お金

201401292302_5介護保険
サービス(現物)

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